食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05710420149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、動物輸送中における薬剤耐性菌拡散リスクを検討する新しい評価作業の開始を公表 |
資料日付 | 2021年10月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月25日、動物輸送中における薬剤耐性菌拡散リスクを検討する新しい評価作業の開始を公表した。 欧州議会の環境・公衆衛生・食品安全委員会(ENVI)から要請されたこの評価は、他の農場又は食肉処理場への輸送中に、家きん、豚、牛の間で人獣共通感染症の薬剤耐性菌が広がるリスクに焦点を当てるものである。 人獣共通感染症の細菌(動物からヒトに感染する可能性のある細菌)に薬剤耐性(AMR)が発生すると、ヒトの感染症の効果的な治療が脅かされる。 EFSAの主任科学者のMarta Hugas氏は、以下のように話す。「薬剤耐性は喫緊の公衆衛生上の脅威であり、この課題に対する政策や法律の策定には、エビデンスに基づいた助言が不可欠である。ヒトの健康へ影響する可能性に焦点を当てた今回の新たな任務は、動物の衛生とヒトの健康との関わりが増しており、評価者及び政策立案者によるワンヘルス・アプローチが必要であることを改めて示している。」 EFSAは、輸送による薬剤耐性菌の拡散を引き起こし得る要因を調査するだけでなく、予防策及び管理方法を検討し、この問題の更なる分析を支援するためのデータニーズを特定する。最終的な科学的意見書は、2022年9月までにまとめられる予定である。 今回の要請は、欧州議会、欧州委員会(EC)及びEFSAの間で昨年行われた議論から生まれたものである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/news/antimicrobial-resistance-what-risk-spread-through-animal-transport |