食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05710370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、試験及び評価のための統合的手法において用いる発達神経毒性in vitroアッセイから得られるデータの解釈に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年10月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月22日、試験及び評価のための統合的手法において用いる発達神経毒性in vitroアッセイから得られるデータの解釈に関する外部委託機関(※訳注)による科学的意見書(2021年10月18日承認、42ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2021.EN6924)を公表した。概要は以下のとおり。
 発達神経毒性のある化合物は、神経系の正常な発達を阻害する可能性がある多様な物質の集合であり、もし神経系が補償されることなく阻害されれば、神経系構造及び/又は機能の正常な発達への有害影響に繋がる。
 現行の経済協力開発機構(OECD)テストガイドライン(TG) 426は、胎児及び出生後の母親のばく露が、身体的及び発達上のランドマーク、臨床観察、並びに行動及び神経病理学的エンドポイントの発達に及ぼす影響を評価するよう求めている(OECD 2007)。膨大な時間、資源コスト及び動物使用のため、in vivoテストガイドラインの使用は限られてきた。この限られた数のテストと数百の農薬、数千の化合物のハザードを評価する必要性の増加とが相まって、in vitro手法の開発及び使用を求める要請に繋がった。
 国際的な努力が、発達神経毒性のin vitroバッテリー(DNT IVB)の開発に繋がった。本科学的意見書の目的は、規制上の決定において使用するためにDNT IVBを使って開発したデータの解釈に関するガイダンスを提供することである。その主な目標は、神経発達の観点からバッテリーを構成する試験を説明し、発達神経毒性へのデータの妥当性の評価を可能にする基準を提供し、規制上のハザード判定においてDNTのin vitroデータを使用する際により良い情報提供を行うために、陽性又は陰性の結果における確実性の程度の判定に資することである。
(※訳注)外部委託機関:デンマーク工科大学(Technical University of Denmark)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-6924