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資料管理ID syu05710280209
タイトル ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)、殺菌剤であるプロピコナゾールとテブコナゾールの修正再評価に関すパブリックコメント募集を開始したと公表
資料日付 2021年11月4日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)は11月4日、殺菌剤であるプロピコナゾールとテブコナゾールの修正再評価に関すパブリックコメント募集を開始したと公表した。概要は以下のとおり。
 欧州連合(EU)とオーストラリアで最近行われた変更に合わせて、二つの殺菌剤の危険有害性分類を更新する提案のため、現在、パブリックコメントを受け付けている。
 NZEPAは殺菌剤であるプロピコナゾールとテブコナゾールの修正再評価の申請を開始したと公表した。どちらも木材処理剤の有効成分であり、また、様々な穀物や果物に使用される農薬でもある。
 国内ではプロピコナゾールとテブコナゾールを含む125種類の混合物の使用が承認されている。これらの農薬は、訓練を受けた専門家が商業施設でのみ使用することができる。
 今回のNZEPAの修正再評価では、NZEPAの科学者による調査と、EU及びオーストラリアでの生殖器系の健康への悪影響に関する結論を受けて、両物質の危険有害性分類を更新しようとしている。
 「プロピコナゾールは優先化学物質リストに含まれているが、現段階では全面的な再評価を開始していない。これは、両物質に関する新たな証拠は、危険有害性分類の変更に限られており、使用方法や完全な再評価に必要なリスクとベネフィットの情報をカバーしていないためである」と、NZEPAの有害物質グループのゼネラルマネージャーであるChris Hill博士は述べている。
 今回の修正再評価は、NZEPAの危険有害性分類が国際的に他の国と一致していることを確認し、それに応じてリスクが管理されていることを確認するためのものである。修正再評価では、既存の承認を取り消すことはできない(あるいは、物質を「禁止」することはできない)。
 パブリックコメントは、12月16日まで受け付ける。
 再評価の詳細は以下のURLから入手可能。
https://www.epa.govt.nz/public-consultations/open-consultations/a-reassessment-of-hazard-classifications-for-tebuconazole-and-propiconazole/
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)
URL https://www.epa.govt.nz/news-and-alerts/latest-news/hazard-classification-update-underway-for-two-fungicides/