食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05700700149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「オーガニック食品と、酸化的損傷からの体細胞と分子(脂質とDNA)の保護」に関する健康強調表示の評価に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2021年10月20日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月20日、「オーガニック食品と、酸化的損傷からの体細胞と分子(脂質とDNA)の保護」に関する欧州議会及び理事会規則(EC)No 1924/2006第14条の規定に従った健康強調表示の評価に関する科学的意見書(2021年9月14日採択、7ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6847)を公表した。概要は以下のとおり。 キプロス国際環境公衆衛生研究所(Cyprus International Institute for Environmental and Public Health)とキプロス工科大学(Cyprus University of Technology)からキプロスの管理当局を通じて提出された規則(EC)No 1924/2006第14条の規定に従った健康強調表示の認可を求める申請を受けて、EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)はオーガニック食品と、酸化的損傷からの体細胞と分子(脂質とDNA)の保護に関連する健康強調表示の科学的実証に関する意見書を提出するよう要請された。小児の発達と健康に関する健康強調表示に該当する申請の範囲が提案された。 健康強調表示の対象として申請者から提案された食品は「オーガニック食品」である。申請者は、オーガニック食品はオーガニックと表示されていない食品と比較して低レベルの農薬残留物により特性評価されると強調する。しかしながら、NDAパネルは、提出された申請書とヒトの試験において、「オーガニック食品」中の栄養成分及び農薬の濃度が報告されていないことを指摘する。NDAパネルは、健康強調表示の対象であるオーガニック食品と、オーガニック食品が代替することを意図する食品は十分に特性評価されていないと考える。したがって、NDAパネルは、オーガニック食品の摂取と酸化的損傷からの体細胞と分子(脂質とDNA)の保護への寄与との間に因果関係は確立できないと結論付ける。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6847 |