食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05690650301 |
タイトル | 国際原子力機関(IAEA)、新たな協同研究プロジェクト「食品及び関連マトリックスにおける、バイオトキシンのリスク評価及び病原体検出を支援する核技術(D52044)」を公表 |
資料日付 | 2021年10月5日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 国際原子力機関(IAEA)は10月5日、新たな協同研究プロジェクト「食品及び関連マトリックスにおける、バイオトキシンのリスク評価及び病原体検出を支援する核技術(D52044)」を公表した。 2022年1月に開始される、バイオトキシン及び食品媒介性病原体に関する新たな5カ年協同研究プロジェクト(coordinated research project(CRP))が、現在、提案を受け付けている。本CRPはワンヘルスの視点から実施される。 本CRPの全体的な目的: 食品及び関連するマトリックスに関連する人獣共通感染症の病原体を含め、バイオトキシン及び食品媒介性病原体に関する早期、迅速、かつ、信頼性の高い検出及び/又は特性決定において、食品安機関及び関連する研究機関、並びに、加盟国の管理プログラムを支援するため、さらに、関連する公衆衛生上の緊急事態への準備及び対応を促進するため、方法論を開発及び実施する。 具体的な目的: 1. マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析(MALDI TOF MS)、同位体支援プロテオミクス、新たな病原体を対象とする強化されたMALDIデータベースの構築から、食品及び水を媒介とする病原体(標的となる人獣共通感染症の病原体を含む)を迅速に特定し、特性決定するための改善された検出技術を開発する。 2. バイオトキシン(淡水/内陸水、関連する動植物、関連する食用製品を念頭に置いたシアノトキシンを含む)及び食品媒介性病原体のバイオマーカーを特定し、特性決定を行う。 3. 広範囲のバイオトキシンを試験、監視、制御するための、迅速かつ信頼性の高い確証的な、核分析手法、同位体分析手法、及び、補完的分析手法を開発、検証し、最適化する。 4. バイオトキシン及び食品病原体を対象とする、迅速、かつ、費用効果の高いサンプル準備ツールや技術を開発し、実行する。 5. バイオトキシン及び微生物ハザードの制御及び低減と関連するリスク評価戦略の一助となる、信頼できる科学データの構築及び普及を促進するツールを開発する。 6. バイオトキシン及び微生物ハザードのレベル、パターン、発生率に関する相関研究を調査及び実施する。 7. プロトコル及び標準操作手順を策定する。 8. 調査結果及び方法論を準備し、普及させる。 参加方法: 2021年12月10日までに、IAEAの研究契約管理セクションにおいて、CRA Webポータルに掲載されているテンプレートを使用した研究契約又は協定の提案の電子申請を受け付ける。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | 国際原子力機関(IAEA) |
URL | https://www.iaea.org/newscenter/news/new-crp-nuclear-techniques-to-support-risk-assessment-of-biotoxins-and-pathogen-detection-in-food-and-related-matrices-d52044 |