食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05690330150
タイトル 欧州医薬品庁(EMA)、大西洋横断タスクフォースが抗菌剤耐性に対する国際的な闘いを継続すると公表
資料日付 2021年9月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州医薬品庁(EMA)は9月30日、大西洋横断タスクフォースが抗菌剤耐性に対する国際的な闘いを継続すると公表した。概要は以下のとおり。
 抗菌剤耐性に関する大西洋横断タスクフォース(Transatlantic Taskforce on Antimicrobial Resistance、TATFAR)は、メンバー機関間の相乗効果とコミュニケーションを強化し、緊急の脅威である抗菌剤耐性(AMR)との闘いにおいて、国内及び世界的な取り組みを強化した。9月14日、15日に開催された会議では、TATFARの進捗状況とAMR対策の成果が確認され、2016年から2020年までの進捗報告書にまとめられている。
 当該報告書では、AMR対策として、「ヒト及び動物用医薬品における抗菌剤の適切な治療的使用」、「薬剤耐性感染症の予防」、「新規抗菌剤のパイプラインを改善するための戦略」という3つの重要な分野での行動がまとめられている。
 EMAはタスクフォースのメンバーとして、動物用医薬品における抗菌剤の責任ある使用を奨励し、安全で効果的な新しいヒト用抗生物質の研究開発を促進する戦略の実施に貢献してきた。
 AMRという世界的な課題に対する共同の闘いは続いている。TATFARは、2021年から2026年までの作業計画のために18のアクションを特定しており、2021年末までに正式に採択される予定である。
 2016年から2020年にかけて、EMAと米国食品医薬品局(FDA)は、新規抗菌剤の臨床試験デザイン、試験を促進するための実現可能なアプローチ、医薬品開発者が利用できる規制上の選択肢に関する推奨事項を協議した。また、この分野の進化を反映して、医薬品開発者向けのガイダンスが更新又は開発された。
 欧州連合(EU)と米国は、2009年にTATFARを設立し、AMRとの闘いにおける協力を強化している。2015年10月には、カナダとノルウェーが、2021年には英国も参加した。
 当該報告書(47ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/drugresistance/pdf/2021-progress-report-508.pdf
 TATFARの詳細な情報は以下のURLから閲覧可能。
https://www.cdc.gov/drugresistance/tatfar/index.html
 TATFARの2021年から2026年までの作業計画の情報は以下のURLから閲覧可能。
https://www.cdc.gov/drugresistance/tatfar/tatfar-recomendations.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) 欧州医薬品庁(EMA)
URL https://www.ema.europa.eu/en/news/transatlantic-taskforce-continues-international-fight-against-antimicrobial-resistance