食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05690160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、フルチアニルに関する様々な作物中のインポートトレランス設定に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年9月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月24日、フルチアニル(flutianil)に関する様々な作物中のインポートトレランス設定に関する理由を付した意見書(2021年9月7日承認、26ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6840)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 393/2005第6条の規定に従って、OAT Agrio社はベルギーの管理当局に対して様々な作物中の有効成分フルチアニルに関するインポートトレランスを設定するために申請書を提出した。 申請を裏付ける提出データは、りんご、さくらんぼ、いちご、きゅうり及びズッキーニに関するMRLを導出するのに十分であった。メロンに関してデータギャップが特定され、MRLの導出ができなかった。バリデーションがとれた0.01 mg/kgの定量限界(LOQ)で検討対象の作物中のフルチアニルの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。 リスク評価の結果に基づき、EFSAは報告された農業生産工程管理に従ったフルチアニルの使用の結果生じる残留物の短期及び長期の摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。輪作作物中の土壌代謝物OC56635の存在の可能性に関して消費者リスク評価が完了できなかったことを留意すべきである。規制上のリスク評価に使用するのに適切な信頼できるエンドポイントが提出されている。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg りんご 0.01 0.15 さくらんぼ 0.01 0.40 いちご 0.01 0.30 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6840 |