食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05680120108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、登録農薬についての水生生物のベンチマークを更新 |
資料日付 | 2021年8月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は8月31日、登録農薬についての水生生物のベンチマークを更新した。 EPAはカリフォルニア州農薬規制局(CDPR)及び米国地質調査所(USGS)と共同で、水生生物のベンチマークの更新版を公表した。水生生物のベンチマークは、その値以下では農薬が淡水生物(訳注:魚類、無脊椎動物、非維管束植物及び維管束植物)に懸念されるリスクをもたらすとは予想されない濃度の推定値である。 更新された水生生物ベンチマークは、新しく登録された農薬、又は以前に登録された農薬及び選択された分解物の新しい値を示している。これは、18種類の追加の抗菌性化学物質のベンチマークを含む最初の更新である。抗菌性化学物質は、従来の農薬として2通りで使用されていた過去のベンチマークとして含まれてたが、最近では、COVID-19に対する使用により、幅広い抗菌性化合物への関心が高まっている。 EPAは、農薬の規制決定の裏付けとして、EPAが評価し、公的にアクセス可能な生態学的リスク評価で使用した科学的研究による毒性値に基づいてこれらのベンチマークを作成した。リストされている各化学物質について、当該一覧表から各ベンチマークが引用された元の文書へのリンクが提供されている。 測定した水中の農薬濃度を水生生物のベンチマークと比較することは、監視データの解釈や、更なる調査が必要な可能性がある場所及び農薬の特定と優先順位付けに役立つ。州、部族及び地方自治体は、水監視データの解釈にこれらのベンチマークを使用している。国際的な規制当局及び研究者らも、これらのデータをその業務で使用している。 EPAの目標は、これらのベンチマークを年1回追加することである。 前回の更新は2020年9月28日に公表した。 2021年8月更新の水生生物のベンチマークの概要は、以下のURLから入手可能。 https://www.epa.gov/pesticide-science-and-assessing-pesticide-risks/summary-august-2021-updates-aquatic-life-benchmarks 当該ベンチマークの一覧表は、以下のURLから入手可能。 https://www.epa.gov/pesticide-science-and-assessing-pesticide-risks/aquatic-life-benchmarks-and-ecological-risk |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
URL | https://www.epa.gov/pesticides/epa-updates-aquatic-life-benchmarks-registered-pesticides-0 |