食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05670150108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、意見募集のために3件のネオニコチノイドの生物学的評価案を公表
資料日付 2021年8月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は8月26日、意見募集のために3件のネオニコチノイドの生物学的評価案を公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、ネオニコチノイド系農薬として知られる殺虫剤の一部であるクロチアニジン(clothianidin)、イミダクロプリド(imidacloprid)及びチアメトキサム(thiamethoxam)の生物学的評価(BE)草案を公開レビュー及び意見募集のために公表している。 これらのネオニコチノイド系農薬は、様々な作物、芝生及び観賞用植物、並びにその他住宅用、商業用の屋内及び屋外で使用されている。
 EPAは、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムを評価して、種の保存法(Endangered Species Act、ESA)にリストされた1種類以上の生物種又は指定重要生息地に影響を与える可能性があるかどうかを判断した。 当該BE案は、これらの化学物質のそれぞれが、特定のリストされた生物種又はそれらの指定重要生息地に悪影響を与える可能性があることを確認した。
 本日公表されたBE案は、2020年1月のネオニコチノイド系殺虫剤の暫定決定案(PID)の公表後に作成された。PIDの一部として、EPAは、連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)に基づいて、年間適用率の引き下げ及び適用時期の制限等の低減策を提案するプロセスを開始し、これはBE最終化の完了後に最終決定される予定である。ネオニコチノイド系農薬に関する正式な協議を通じて、追加の低減策が作成される可能性がある。EPAは、ステークホルダーとの議論を通じて、ESA協議プロセスの早い段階で絶滅危惧種を更に保護する低減策を実施する方法を見出すことに関心がある。
 意見募集期間は60日間である。関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2021-0575」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-releases-draft-biological-evaluations-three-neonicotinoids-public-comment