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資料管理ID syu05670030314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、パーフルオロブタン酸(PFBA)のヒトの肺及び腎組織への高濃度蓄積はないとする論文を紹介
資料日付 2021年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月、パーフルオロブタン酸(PFBA)のヒトの肺及び腎組織への高濃度蓄積はないとする論文を紹介した。概要は以下のとおり。
 PFBAはヒトの組織に高濃度で蓄積するのかを検証するため、BfRの研究チームは、腫瘍患者に由来する肺検体及び腎臓検体(それぞれ7及び9検体)におけるPFBAに関して分析を行った。
 精密質量を分析パラメータとする高分解能質量分析を用いた定量化手法が行われた。
 得られた結果から、また、短鎖化合物であるPFBAが呈示するマスフラグメンテーションは1つのみであるという解析上の課題を考慮すれば、PFBAはヒトの肺及び腎組織に高濃度で蓄積する可能性は低いと考えられる。
 当該論文は、International Journal of Hygiene and Environmental Health(Volume 237、2021年8月)に公表された。
 論文「PFBA:ヒトの肺及び腎組織における高濃度蓄積はない(PFBA:No high-level accumulation in human lung and kidney tissue)」は以下のURLから入手可能。
https://doi.org/10.1016/j.ijheh.2021.113830
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/en/perfluorobutanoic_acid__pfba___no_high_level_accumulation_in_human_lung_and_kidney_tissue-281543.html