食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05660560184 |
タイトル | ノルウェー自然研究所(NINA)、HardangerviddaにおけるGPS活用について情報提供 |
資料日付 | 2021年8月9日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | ノルウェー自然研究所(NINA)は8月9日、HardangerviddaにおけるGPS活用について情報提供を行った。概要は以下のとおり。 同地域の野生のトナカイ生息地における狩猟シーズンは8月10日に始まる。鹿慢性消耗病(CWD)対策を迅速に行うことが重要視されていることから、狩猟シーズンが早めに開始される。 また、Hardangervidda周辺及びSetesdal北部地域においても、一部の野生のトナカイ、ヘラジカ及びシカにGPS発信機を取り付ける。自治体及び国が最良の根拠に基づいて決定を行うことができるよう、知見を得ることが主な狙いである。ノルウェーにおいて、地理的に同じ領域で3種類の成獣(野性のトナカイ、ヘラジカ及びシカ)にGPS発信機を取り付けるのは初めての試みである。 GPSプロジェクトの主な目的は、Hardangervidda周辺地域におけるシカ科動物の土地利用に関する新たな知見を得ることである。このことは、CWDの地理的拡散リスクの低減や、CWDのヘラジカ及びシカへの感染リスク低減の一助となる。したがって、発信機付きの動物が殺されることは残念である。NINAの研究者は、発信機付きの動物を殺すことは禁止されてはいないが、可能であれば殺さないよう強調する。 もしもハンターが発信機付きの動物を倒してしまった場合は、年齢を判断する手掛かりとして、前歯付きの下顎部を提出してほしい。下顎部検体には、発信器のタグに記載されているバーコードと共に、耳標の番号を表示することが望ましい。 可能であれば、GPS発信機付き動物由来の糞便検体を入手したいが、顎部検体が最優先である。野生のトナカイ、ヘラジカ及びシカの全てのプロジェクトにおいて、狩猟中に殺されたのか、或いは他の理由で死亡したのかに関わらず、GPSを活用した検体収集は、全てのプロジェクトで取り入れられる。 一部のプロジェクトにおいては、顎部以外の検体の提出も求められている。CWD検体の提出方法は、GPS関連以外の個体の場合と同様である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ノルウェー |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | ノルウェー自然研究所(NINA) |
URL | https://www.hjortevilt.no/forskerne-ber-jegerne-spare-gps-merkede-villrein/ |