食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05650880105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、システム承認協定の対象となる食品の監視に関する産業ガイダンスの発行について公表
資料日付 2021年7月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は7月9日、システム承認協定(Systems Recognition Arrangements)の対象となる食品の監視に関する産業ガイダンスの発行について公表した。概要は以下のとおり。
本日FDAは、「システム承認協定の対象となる食品のFDAの監視:FDAスタッフ向けガイダンス」の草案を発行した。これは、FDAの評価を介して得られた食品安全上の結果と同等の結果を導出すると決定された国々から輸入された対象食品の規制監視活動を調整する方法に対処するものである。
 システム承認協定(SRA)が有効である国から輸入された対象食品について、当該ガイダンス草案では、以下を含むFDAの規制監視活動の調整について詳しく説明している。
・国内の食品施設の検査
・輸入食品の自動スクリーニング、自動リスクの絞り込み、及び評価
・輸入食品の検査及び検体採取
・輸入者検証プログラムの妥当性
・規制順守活動
 システム承認は、FDAと外国の規制当局又は管轄権を有する食品安全当局との間の自発的なパートナーシップであり、これにより、FDAは規制パートナーの食品安全システムを活用し、よりリスクに基づく方法でリソースを再割り当てし、食品安全の問題に関する情報共有を向上及び拡大することが可能となる。FDAは、豪州、カナダ及びニュージーランドの参加機関とSRAに署名しており、欧州連合(EU)の評価の初期段階にある。
 システム承認は、FDAの食品安全強化法(FSMA)及びFDAの輸入食品安全戦略と整合性を取りつつ、FDAの「よりスマートな食品安全の新時代(New Era of Smarter Food Safety)」イニシアチブを前進させ、リスクに基づく食品安全へのアプローチを採用するためのFDAのより大きな取り組みを反映するものである。
 当該ガイダンス草案が最終決定されると、本件に関するFDAの現在の考え方を示すことになる。それはいかなる者に対してもいかなる権利を確立せず、FDAあるいは国民に拘束力のあるものではない。該当する法令及び規則の要件を満たす代替方法がある場合は、当該方法を用いることが可能である。
 意見公募は60日間(2021年9月10日まで)である。
 当該ガイダンス草案(7ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/150676/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-industry-guidance-oversight-food-products-covered-systems-recognition-arrangements