食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05650840384 |
タイトル | フランス公衆衛生局、栄養スコアに関する消費者への情報提供を目的とした活動を実施することを公表 |
資料日付 | 2021年7月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス公衆衛生局は7月5日、栄養スコアに関する消費者への情報提供を目的とした活動を実施することを公表した。 2018年に開始された栄養スコアは、消費者がより栄養学的に健康な食品を選ぶことを目的とした栄養表示システムである。開始から3年後、フランス人の53%が食品選びに影響があったと答え、51%が理解しやすいと回答している。購入時に栄養スコアロゴを参考にする機会を増やし、ロゴへの理解を深めるために、公衆衛生局は7月5日から一般市民に対し情報提供を開始し、ソーシャルネットワーク、店舗、医療機関で情報を得ることができるようにする。 栄養スコアを活用するブランドの市場シェアは2018年以降増加を続け、2020年には販売量の50%に達した。2020年に公衆衛生局が実施した最新の調査によると、回答者の53%が購入時に栄養スコアの影響を受けたと考えている。より具体的な結果は以下のとおり。 ・39%の消費者が同じ食品でブランドを変えた。 ・36%の消費者が同じ棚にある食品でよりスコアの良い食品を選んだ。 ・35%の消費者が継続して特定の食習慣を変えた。 栄養スコアの効果を十分発揮させるために、公衆衛生局はビデオとパンフレットによって教育的に情報提供するための新しい活動を開始する。これらの手段によって、よくある質問への回答を提供する。また日常生活に栄養スコアを容易に取り入れることができる。 今回の活動では、18~49歳を対象とし、ソーシャルネットワーク(ユーチューブ、インスタグラム、フェイスブック、スナップチャット)上で4本の30秒の動画を配信する。買い物の際に栄養スコアをどのように活用するのかを確認できる「一目でより健康的な食品が分かる」というビデオと消費者からよくある以下の質問に関する3本のビデオである。 ・なぜ一部の冷凍フライドポテトは栄養スコアがAなのか。 ・栄養スコアには添加物が考慮されているのか。 ・栄養スコアがCの食品は健康に良いのか悪いのか。 医療機関ではパンフレットに加えて、待合室のスクリーンに栄養スコアの利用方法を確認するための教育的なビデオを放映する。 また、買い物の時に消費者が栄養スコアを利用するように、全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストアでデジタルディスプレイを使用する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス公衆衛生局 |
情報源(報道) | フランス公衆衛生局 |
URL | https://www.santepubliquefrance.fr/content/download/357419/3084516 |