食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05650720149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えワタGHB14の認可更新に関して評価した科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年7月2日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月2日、規則(EC) No 1829/2003に基づく遺伝子組換えワタGHB14の認可更新に関して評価した科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-RX-018、5月28日採択、PDF版12ページ、DOI: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2021.6671)。概要は以下のとおり。 規則(EC) No1829/2003に基づき、BASF Agricultural Solutions Seed US LLCから申請EFSA-GMO-RX-018が提出されたことを受け、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネル(GMOパネル)は、除草剤耐性遺伝子組換えワタGHB614に対する認可更新申請の文脈において提出されたデータに関する科学的リスク評価を提示するよう要請された。更新申請EFSA-GMO-RX-018の対象範囲は、栽培は除外とし、欧州連合域内におけるワタGHB614を含有する、それから構成される、あるいは、それから製造される製品の市場投入認可の更新である。 科学的意見を表明するにあたりGMOパネルは、申請EFSA-GMO-RX-018、申請者提出の追加情報、EU加盟国提出の科学的コメント、及び、関連する科学文献を考慮した。更新申請EFSA-GMO-RX-018の文脈において受理されたデータには、市販後環境モニタリング報告書、体系的検索により取得された文献の評価、申請者、あるいは、その代理人より実施された追加研究、及び、更新されたバイオインフォマティクス分析が含まれる。GMOパネルは、認可期間中に特定され、かつ、当初の申請の文脈においては評価されていない新たなハザードの可能性、更新されたばく露、あるいは、新たな科学的不確実性について、上記のデータを評価した。 GMOパネルは、更新申請EFSA-GMO-RX-018には、ワタGHB614に関する当初のリスク評価の結論を変更しうる新たなハザード、変更されたばく露、あるいは、科学的不確実性を示すエビデンスは存在しないと結論する。 (訳注) 遺伝子組換えワタGHB614: トウモロコシ由来2mepsps遺伝子が導入されており、5-enolpyruvyl shikimate-3-phosphate synthase enzyme (double mutant version)を発現する。当該酵素は、グリホサート結合親和性が低下しているため、グリホサート系除草剤に対する耐性が高められている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6671 |