食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05650390476 |
タイトル | オーストラリア農業・動物用医薬品局(APVMA)、新規有効成分であるフルアザインドリジンに関する特別官報を公表 |
資料日付 | 2021年7月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア農業・動物用医薬品局(APVMA)は7月14日、新規有効成分であるフルアザインドリジン(fluazaindazolidine)に関する特別官報(2021年7月14日)を公表した。概要は以下のとおり。 フルアザインドリジンは、植物寄生性線虫を防除するための選択的接触型殺線虫剤である。植物寄生性線虫にのみ作用し、害虫、植物病原菌、雑草に対して活性がない。当該製品は、ウリ科、結実野菜、根菜及び塊茎野菜等の一年生作物、及びぶどう、柑橘類、木の実、核果を含む特定の多年生作物において、Meloidogyne incognita及びTylenchulus semipenetransを含むネコブセンチュウの第2期の幼虫に対して最も強力な毒性活性を示す。 APVMAは、有効成分フルアザインドリジンの化学的側面(物理化学的特性、安定性、同定、製造工程、品質管理手順、バッチ分析結果、及び分析方法)を評価し、許容できることを見いだした。 APVMAは、フルアザインドリジンの毒物学的側面を検討し、この有効成分の承認に毒物学的懸念はないと結論付けた。フルアザインドリジンの許容一日摂取量(ADI)は、イヌの3か月及び12か月の給餌試験で36mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)に基づいて、0.4mg/kg体重/日で確立され、急性参照用量(ARfD)はラットの急性経口神経毒性試験における125mg/kg体重/日のNOAELに基づき、1.3mg/kg体重/日で確立された。いずれの場合もヒトの反応の違いを考慮に入れて、実験動物からヒトへの外挿にデフォルトの100倍の不確実係数を使用した。 提供されたデータと毒物学的評価に基づいて、フルアザインドリジンについて以下の有効成分基準を確立することが提案されている。 (成分)フルアザインドリジン:(レベル)最低純度961g/kg 使用される原材料及び合成経路の結果として、毒性学的に重要な不純物がフルアザインドリジンで発生することは予想されていない。 APVMAは、フルアザインダゾリジンの毒物学的側面により、安全基準に関して満たすことができると考えている。 当該特別官報(PDF版5ページ)は以下のURLから入手可能。 https://apvma.gov.au/sites/default/files/special_gazette_14072021.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | https://apvma.gov.au/node/88126 |