食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05640050344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は、フランデレン地域ズウェインドレヒトのPFASによる環境汚染について公表
資料日付 2021年6月15日
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概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は6月15日、フランデレン地域ズウェインドレヒト(Zwijndrecht)のパーフルオロアルキル化合物(PFAS)による環境汚染について公表した。
 AFSCAは、フランデレン地域ズウェインドレヒトにある3M社周辺のPFASに特化による環境汚染について報告を受けた。
 環境汚染の調査は、フランデレン地域の権限の範囲内で行われる。ズウェインドレヒトでの汚染に関しては、AFSCA自身が、汚染の性質と程度(記録された値、影響を受けた地域など)に関するより具体的な情報を得るためにフランデレン地域廃棄物局(OVAM)に連絡を取った。
 また、AFSCAはその科学委員会に緊急意見を求めた。科学委員会は2017年にAFSCAに対して、欧州の基準がないため、異なる食品カテゴリーにおけるパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の介入基準値(action limit)を推奨し、AFSCAはこの値に基づいて政策を立てた。今回の新たな意見では、PFASに関してEFSAが2020年に発表した意見書との関連で、この介入基準値を見直すことを推奨している。科学委員会は、独立して活動する専門家や科学者のグループで構成されており、フードチェーンの安全性に関する様々な課題についてAFSCAに助言をしている。
 AFSCAは一般的なモニタリング計画と並行して、これらの助言に基づいて、特定のモニタリング活動を実施する。
 AFSCAは12年以上にわたり、フードチェーンにおけるPFASの一般的な調査を行ってきた。この間、450以上の検体を採取し、PFAS検出のための分析をしたが、これらの食品の汚染を示す結果は得られなかった。AFSCAはモニタリングを継続し、必要に応じて消費者保護のための対策を講じる。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL https://www.favv-afsca.be/professionnels/publications/communications/2021-06-15.asp