食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05630550149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(酢酸からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月7日、全動物種に使用する飼料添加物(酢酸からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年5月6日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 2012年、酢酸を畜産添加物(technological additive)(保存料)として全動物種に使用した場合の安全性及び有効性に関する意見書が公表された。今回の評価における当該添加物の特性判定及び使用条件は、酢酸に関して既に行われた評価と同様である。
 新たな製造工程を用いて生産された酢酸は、欧州連合(EU)の委員会規則No 231/2012が定める仕様に準拠している。以前の意見書で得られた酢酸に関する結論は、新たな製造工程で生産される酢酸に適用されると判断される。
 当該添加物は、最大濃度である2.5g/kg完全配合飼料(又は1g/L飲用水)で、家きん、豚及び愛玩動物に対して安全であると結論付けられた。
 反すう動物は多量の酢酸を体内生産することが分かっており、反すう動物における許容レベルは大幅に高いことが示されている。サケ科魚類に関する入手可能なデータはなかった。当該添加物を動物栄養に使用することは消費者の安全上の懸念とはならない。飼料添加物としての使用は環境に対して安全であると判断される。
 当該添加物は、飼料及び飲用水において保存料として有効となる可能性があると結論付けられた。通常の水分含有量が12%以下の乾燥飼料において酢酸が保存料として有効であるかについては、懐疑的な部分がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6615