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資料管理ID syu05630230164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、欧州のRISK-HUNT3Rプロジェクトが発足されたことを公表
資料日付 2021年6月3日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は6月3日、欧州のRISK-HUNT3Rプロジェクトが発足したことを公表した。
 新たなホライズン2020プロジェクト「RISK-HUNT3R:人中心の次世代の試験戦略を統合し、3R(代替、削減、改良)を促進する化学物質のリスク評価」が発足した。この5年間のプロジェクトは、動物を使用しない次世代のリスク評価のための斬新なモジュール式の枠組みを開発することを目的としている。
 RIVMは、欧州のこの分野横断的な共同研究に参加していて、共同研究には37のパートナー、学術研究者、規制当局、安全当局、主要産業分野の安全性に関する科学者が参加している。RISK-HUNT3Rコンソーシアムは、全く動物を使用しないアプローチに基づいた、信頼性と費用効率の高い化学物質のリスク評価戦略を確立することを考えている。
 これまでの取り組みとは異なり、今回の提案は当初から規制の観点から進められた。RIVMの主任研究員かつRISK-HUNT3Rの事務局メンバーは、研究成果を目的に合ったリスク評価の枠組みと戦略に簡単に反映させることができると強調する。RIVMは、化学物質や医薬品のレギュラトリーサイエンスに基づいた安全性評価における動物の使用の代替、削減、改良(3Rの原則)に向けた研究と政策の提言に積極的に取り組んでいる。RIVMは、「次世代のリスクアセスメントのための統合的な戦略」というワークパッケージを先導していて、他のワークパッケージにも大きく貢献している。
 最終的にRISK-HUNT3Rは、動物を使用しない方法で危険な化学物質から市民を保護することを促進する。これらの方法は、欧州委員会のグリーンディールの目的である無毒な環境のための、安全で持続可能な代替法の開発を可能にする。
 RISK-HUNT3Rは、欧州連合ホライズン2020の研究と革新プログラムから2
,300万ユーロの予算を与えられている。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/en/news/launch-of-european-project-risk-hunt3r