食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05630100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ツノマタタケ由来の長鎖糖脂質の安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年6月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月14日、ツノマタタケ(Dacryopinax spathularia)由来の長鎖糖脂質の安全性評価に関する科学的意見書(2021年5月4日採択、28ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6609)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は食品添加物としてのツノマタタケ(別名AM-1)由来の長鎖糖脂質の安全性に関する科学的意見書を提供する。 AM-1は遺伝子組換えをしていない食用の真菌ツノマタタケを発酵させて得られる長鎖糖脂質同族体の精製された混合物である。AM-1糖脂質は非常に低い経口でのバイオアベイラビリティを有し、全体的な利用可能な毒性学的データは、提案された食品添加物の有害影響を示さない。 利用可能なデータセットを考慮して、FAFパネルはラットにおける生殖及び出生前発生毒性試験及びラットとイヌにおける90日間毒性試験から、1 ,000~1 ,423mg/kg体重/日(試験された最高用量)の範囲の無毒性量(NOAEL)に基づき10mg/kg体重/日の許容一日摂取量(ADI)を設定した。提案された最大使用レベルで、推定ばく露量は平均値で0.01~1.07mg/kg体重/日、95パーセンタイルで0~3.1mg/kg体重/日の範囲にあった。 提案された代表的な使用レベルで、推定ばく露量は平均値で0.01mg/kg体重/日未満~0.23mg/kg体重/日、95パーセンタイルで0~0.64mg/kg体重/日の範囲にあった。FAFパネルは、3.1mg/kg体重/日(幼児)の推定ばく露量の最大値が10mg/kg体重/日のADIの範囲内にあることに留意し、ツノマタタケ由来の長鎖糖脂質へのばく露は、申請者が提案した用途及び使用レベルにおいて安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6609 |