食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05620190298 |
| タイトル | 国際がん研究機関（IARC）、データベースの融合とテキストマイニングを組み合わせたアプローチを利用したモノグラフのためのがんのハザード評価の優先順位付けに関して公表 |
| 資料日付 | 2021年5月11日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 国際がん研究機関（IARC）は5月11日、データベースの融合とテキストマイニングを組み合わせたアプローチを利用したモノグラフのためのがんのハザード評価の優先順位付けに関して公表した。 IARCとマウントサイナイアイカーン医科大学(米国)の研究者らは、がんのハザード評価の対象となる物質の優先順位付けをするために、国際的な文献データベースを検索し、入手可能な文献の巻(volume)と種類を評価して、革新的で体系的なアプローチを開発した。このアプローチに関する論文はEnvironment Internationalに公表された。 高度なケモインフォマティクス、テキストマイニング、データベースの融合を用いて、がんの疫学と(発がん物質の主な特徴に基づく)発がんメカニズムのエビデンスに関する世界中の文献検索を統合し、2020年から2024年までのIARCモノグラフによる評価が優先されている物質に関連する文献の巻(volume)と種類を分類しランク付けした。 この新たなデータベースの融合とケモインフォマティクスのアプローチによって、人のがんに関するエビデンスと今後のがんのハザード評価に影響を与える可能性のある発がん性物質の主な特徴を見通すことができる。最終的にこの戦略は、今後のIARCのモノグラフによる評価のために優先されている物質をランク付けし分類するための理論的な枠組みを提供する。またこのアプローチは、IARCのモノグラフや他のがんのハザード特定のプログラムで検討される新たな発がん性物質を特定したり、国際的な研究文献におけるエビデンスの巻及び種類に基づいて、実験室での研究や分子疫学調査を実施する場合に有用である。 当該論文は下記URLから入手可能 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S016041202100249X?via%3Dihub |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源（公的機関） | 国際がん研究機関（IARC） |
| 情報源（報道） | 国際がん研究機関（IARC） |
| URL | https://www.iarc.who.int/news-events/prioritizing-cancer-hazard-assessments-for-iarc-monographs-using-an-integrated-approach-of-database-fusion-and-text-mining/ |