食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用七面鳥に使用する飼料添加物(Enviva(登録商標)PRO 202 GT)(Bacillus velezensis PTA-6507株、B. velezensis NRRL B-50013株及びB. velezensis NRRL B-50104株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、肉用七面鳥に使用する飼料添加物(Enviva(登録商標)PRO 202 GT)(Bacillus velezensis PTA-6507株、B. velezensis NRRL B-50013株及びB. velezensis NRRL B-50104株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該製品は、元来はB. amyloliquefaciensとして特定された3種類の菌株の生芽胞を主成分とする。B. amyloliquefaciensは、現在の評価を通して改めてB. velezensis に分類された。
 B. velezensis は、安全性評価のための安全性適格推定(QPS)に適していると判断される。これらの菌株の同一性は確立された。これらの菌株は、抗菌剤に対する獲得された耐性遺伝子を内包せず、潜在的な毒素産生性やアミノグリコシド産生能はない。QPSを経て、これら3種類の菌株は対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると推定される。当該添加物の他の組成成分に由来する懸念は予見されないことから、Envival PRO 202 GTも、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 Enviva PRO 202 GTは、推奨される用量である7.5×10の7乗CFU/㎏完全配合飼料で、肉用鶏において畜産添加物(zootechnical additive)として有効となる可能性がある。有効性に関する当該結論は肉用七面鳥に外挿可能であると見なされる。したがって、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該製品は7.5×10の7乗CFU/㎏完全配合飼料で肉用七面鳥において有効となる可能性があると結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6535