食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80183株により生産されるL-リジン(塩基性)濃縮液及びL-リジン一塩酸塩)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月28日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum KCCM 80183株により生産されるL-リジン(塩基性)濃縮液及びL-リジン一塩酸塩)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物の有効成分はL-リジンである。L-リジン(塩基性)濃縮液及びL-リジン一塩酸塩は、産生株であるC. glutamicum KCCM 80183株の遺伝子組換え(GM)に関しては懸念とはならない。L-リジン欠乏飼料の補完を意図して当該添加物を補給飼料に使用することは、対象動物種に対して安全である。
 衛生上の理由から、また、混餌投与が同時に行われた場合にバランスが崩れるリスクがあることから、アミノ酸を飲用水に使用することに対して懸念が持たれる。
 C. glutamicum KCCM 80183 株を用いた発酵により生産されるL-リジンを動物栄養に使用することは、どちらの形態でも、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 当該添加物は、非反すう動物種において、必須アミノ酸L-リジンの供給源として有効であると判断される。当該L-リジンの補給が、非反すう動物種と同様に、反すう動物種においても有効となるためには、第一胃における分解から保護される必要があると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6537