食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05610490105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、デリにおける食中毒リスク要因に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2021年5月7日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は5月7日、デリ(惣菜店)における食中毒リスク要因に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、小売食品店のデリ部門における食中毒リスク要因の調査に関する報告書を公表した。当該調査は、不適切な手洗いのような、従業員の個人衛生及び食品安全慣行の不十分な実施等の食中毒リスク要因がいつ発生するかを調べ、またそれらと食品安全マネジメントシステム(food safety management systems , FSMS)及び認定食品保全責任者(certified food protection managers , CFPM)との関係を調べる10か年計画の一部である。当該調査データは、2015年から2016年の間に収集された。 FDAは、FSMSが十分に整備されたデリは、FSMSの整備が不十分なデリよりも食中毒リスク要因を適切に管理する可能性が高いことを確認した。また、責任者であるCFPMが配置されたデリは、CFPMが存在しない、あるいは雇用されていないデリよりもFSMSの整備が大幅に進んでいた。 当該調査データの分析により、デリ部門が最も管理できていたのは以下であることが示された。 ・非加熱喫食調理済み(RTE)食品を素手で触らないようにする。 ・生の動物性食品を必要な温度まで加熱調理する。 その一方、より適切な管理を必要とする食品安全行動及び慣行としては、以下の項目が最も多く確認された。 ・従事者の適切な手洗い実施を確実にする。 ・要冷蔵食品を、適切な温度で保持する。 ・食品を適切に冷却する。 当該技術報告書「小売食品店のデリ部門における食中毒リスク要因の発生に関するFDA報告書 2015-2016年」(49ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/media/148247/download |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-releases-report-foodborne-illness-risk-factors-delis |