食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05610190149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、フルピラジフロン及びジフルオロ酢酸に関するオクラ中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年5月6日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月6日、フルピラジフロン(flupyradifurone)及びジフルオロ酢酸(difluoroacetic acid)(DFA)に関するオクラ(okra/lady’s finger)中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2021年4月8日承認、37ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6581)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、ベルギー連邦健康、フードチェーンの安全性及び環境局(the Belgian Public Federal Service(FPS) for Health、Food chain safety and Environment)はオクラ中のフルピラジフロン及びその代謝物ジフルオロ酢酸に関する現行の最大残留基準値を改正するために申請書を提出した。 申請を裏付ける提出データは検討対象の作物に関するMRL案を導出するのに十分であった。土壌からの取り込みによるオクラ中のDFAの残留物の寄与の可能性が予測された。検討対象の作物中の関連する残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。 リスク評価の結果に基づき、EFSAはフルピラジフロンの使用の結果生じるフルピラジフロン及びその土壌代謝物DFAの残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。オクラの適切な摂取量のデータがないため、急性ばく露量の評価を信頼性をもって実施することはできなかったが、オクラはマイナーな作物であるため、急性消費者摂取懸念がオクラに関連しているとは考えにくい。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg オクラ (1) 0.01 (1) 0.9 (2) 0.15 (2) 0.4 規制のための残留物の定義 (1)フルピラジフロン (2)DFA |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6581 |