食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger NZYM-BX株由来の食品用酵素グルカン1 ,4-α-グルコシダーゼ及びα-アミラーゼ活性の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年5月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月12日、遺伝子組換えAspergillus niger NZYM-BX株由来の食品用酵素グルカン1
,4-α-グルコシダーゼ及びα-アミラーゼ活性の安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 遺伝子組換えに関しては、安全性の懸念を引き起こさない。当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まない。当該食品用酵素は、異性化糖及び蒸留アルコール製造の澱粉加工に使用することを意図している。
 総有機固形物(TOS)残渣は、蒸留及び異性化糖生産の精製工程により除去されるので、摂食由来のばく露量は算出しなかった。
 遺伝毒性試験において、安全性の懸念を引き起こさない。代替酵素により行われたラットにおける90日間反復経口投与毒性試験は適切とは見なされなかった。しかしながら、意図した使用によるばく露は予想されないため、この試験は必要ないと見なした。
 既知のアレルゲンのアミノ酸配列との類似性を調べ、2つが合致した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、意図した使用条件下で、当該食品用酵素の摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。
 CEPパネルは、提供されたデータに基づき、当該食品用酵素が意図した使用条件下では安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6563