食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05610040149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えEscherichia coli K-12 W3110 (pWKLP)株由来の食品用酵素D-プシコース3-エピメラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年4月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、遺伝子組換えEscherichia coli K-12 W3110 (pWKLP)株由来の食品用酵素D-プシコース3-エピメラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素の生産株は、既知の抗菌剤抵抗性遺伝子の複数のコピーを有する。しかしながら、当該食品用酵素中に生産株の生菌及びDNAが存在しないことに基づき、安全性の懸念とは見なさない。 当該食品用酵素は、特殊な糖質D-プシコース(訳注:D-アルロースともいう)の生産のための果糖処理工程において固定化して使用される。総有機固形物(TOS)残渣は、D-プシコース生産の精製工程で除去されるため、摂食由来のばく露量は算出せず、毒性学的試験は必要ないと見なした。 既知のアレルゲンのアミノ酸配列との類似性を調べ、合致するものはなかった。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、当該食品用酵素が、酵素の製造工程後、既知のアレルゲンを含む微量のたん白質を含有している可能性に留意した。したがって、当該食品用酵素のアレルゲン性は除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 CEPパネルは、提供されたデータ、固定化された工程及びD-プシコース生産工程におけるTOSの除去に基づき、当該食品用酵素が固定化された形態で使用される場合には安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6565 |