食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05600590149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての鳥類(採卵用の鳥を除く)に使用する飼料添加物(安息香酸、ギ酸カルシウム及びギ酸製剤からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月23日、全ての鳥類(採卵用の鳥を除く)に使用する飼料添加物(安息香酸、ギ酸カルシウム及びギ酸製剤からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月17日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物AviMatrix(登録商標) Zは、肉用鶏及び採卵用に飼養される鶏(採卵鶏ひな)への使用が認可されている。申請者は、当該添加物の用途を拡大し、500~1
,000mg/kg完全配合飼料の用量で、採卵用の鳥を除く全ての鳥類に使用することの認可を求めている。当該添加物の安全性は以前にEFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)により評価が行われており、その際、消費者にとっての懸念及び環境リスクはないと結論付けられた。
 同パネルは、以前の結論の再考に繋がると考えられる新情報は把握していない。新たに行われた許容試験(1件)の結果からは、当該添加物は、提案されている最大推奨用量(1
,000mg/kg飼料)の3倍の用量で肉用七面鳥に対して許容されることが示された。したがって、同パネルは、当該添加物は同用量で肉用七面鳥に対して安全であると結論付けた。当該結論は繁殖用に飼養される七面鳥に拡大された。
 以前に評価が行われた肉用鶏での試験において安全マージンが欠如していたことから、同パネルは、先述の結論を他の全ての鳥類(採卵時点まで)に外挿することはできなかった。同パネルは、当該添加物は、採卵用及び繁殖用の鳥以外の全ての鳥類において有効となる可能性があると結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6528