食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05600560149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Bacillus amyloliquefaciens DSM 25840株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月21日、全動物種に使用する飼料添加物(Bacillus amyloliquefaciens DSM 25840株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月17日採択)を公表した(PDF版9ページ)。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、技術的添加物(technological additive)(衛生状態向上剤)(※訳注)として使用される。この製品は、当該細菌種の最小用量を1×10の8乗CFU/kg完全配合飼料で、乾燥飼料への使用が意図されている。細菌種B. amyloliquefaciens のDSM 25840株は、EFSAにより、安全性適格推定(QPS)に適していると判断されている。同株の同一性は明確に確立されており、ヒト及び動物の治療における重要な抗生物質に対する獲得された耐性は見られなかったことから、同株を動物栄養に使用することは、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 同株の動物栄養における衛生状態向上剤としての有効性に関しては、データの欠如を理由に結論付けられる状況にない。同株は、ジクラズリル、デコキネート及びハロフジノンとは拮抗しない。提供されたデータからは、モネンシンナトリウム、サリノマイシンナトリウム、ナラシン、ロベニジン塩酸塩及びマデュラマイシンアンモニウムと拮抗しないかに関しては結論付けることはできなかった。
(※訳注)衛生状態向上剤は、特定の微生物学的汚染を低減することにより、飼料の衛生上の特性に好ましい影響を及ぼす物質(利用可能な場合は微生物)と定義されている(委員会規則(EU)2015/2294)。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6522