食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05600540149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する添加物(Bacillus subtilis DSM32324株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月19日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月19日、全動物種に使用する添加物(Bacillus subtilis DSM32324株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月17日採択、PDF版10ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受けて、「動物飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル」(FEEDAPパネル)は、全動物種の飼料において技術添加物(衛生状態向上剤)として使用される場合、Bacillus subtilis DSM32324株からなる添加物について安全性及び有効性に関する科学的意見を提供するよう要請された。
 当該製品は、1×10の8乗コロニー形成単位(CFU)/kg完全飼料の最小含有レベルでの乾燥飼料での使用を意図している。細菌種のBacillus subtilis DSM32324株は、EFSAから安全性適格推定のアプローチに適切であると見なされている。菌株の同定は明確に確立されており、ヒト及び動物にとって重要な抗生物質に対する獲得された耐性を示さなかったため、動物栄養における当該菌株の使用は、対象種、消費者及び環境にとって安全であると考えられる。当該製品の皮膚/眼の刺激性、又は皮膚感作性について結論を出せなかった。吸入による使用者の暴露の可能性は高く、当該製品は呼吸器感作物質と見なされるべきである。
 FEEDAPパネルは、データが不足しているため、衛生状態向上剤として動物栄養に使用した場合のBacillus subtilis DSM32324株の有効性について結論を下す立場にはない。 当細菌株は、ジクラズリル、デコキネート、ハロフジノンとは競合しない。提供されたデータでは、当該添加剤とモネンシンナトリウム、サリノマイシンナトリウム、ナラシン、塩酸ロベニジン及びマデュラマイシンアンモニウムとの適合性について結論を出すことはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6523