食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05590450305 |
| タイトル | 欧州連合(EU)、全動物種に用いる飼料添加物としてのピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)の認可更新及び欧州委員会施行規則(EU) No 515/2011の廃止を官報で公表 |
| 資料日付 | 2021年3月24日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州連合(EU)は3月24日、全動物種に用いる飼料添加物としてのピリドキシン塩酸塩(Pyridoxine hydrochloride)(ビタミンB6)の認可更新に関する、及び欧州委員会施行規則(EU) No 515/2011を廃止する欧州委員会施行規則(EU) 2021/507を官報(PDF版3ページ)で公表した。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において用いる添加物の認可、及びそのような認可を承認し、更新するための根拠及び手続きを規定している。 当該物質は、欧州委員会規則(EU) No 515/2011により全動物種に用いる飼料添加物として10年間認可された。 規則(EC) No 1831/2003第14条の規定に従って、全動物種に用いる飼料添加物としての当該物質の認可更新、及び当該物質を添加物カテゴリー「栄養添加物」としての分類を求める申請書が提出された。 欧州食品安全機関(EFSA)は2020年9月の意見書において、申請者は当該添加物が現行の認可条件を遵守しているエビデンスを提供したと結論付けた。EFSAは、現行の認可された使用条件の下で当該添加物が動物の衛生、消費者の安全及び環境に対して有害影響を及ぼさないと結論した。EFSAはまた、当該添加物は皮膚及び眼の刺激物ではないこと、皮膚感作性物質ではないが光感作性を引き起こす可能性があること、及び吸入毒性試験がないため気道内の有害影響が完全には排除できないことを結論付けた。したがって、欧州委員会はヒトの健康、特に当該添加物の使用者への有害影響を防止するために、適切な予防措置を講じるべきであると考える。EFSAはまた、認可更新における添加物の有効性を評価する必要はないと結論付けた。 当該物質の評価は規則(EC) No 1831/2003の第5条に規定されている認可条件を満たしていることを示している。したがって、当該添加物の認可を更新すべきである。飼料添加物としての当該物質の認可更新の結果として、欧州委員会施行規則(EU) No 515/2011を廃止すべきである。 以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2021/507を採択する。 第1条 本付属書に規定する添加物は、添加物カテゴリー「栄養添加物」、機能グループ「ビタミン類、プロビタミン類及び全動物種に類似効果を有する化学的に明確に定義された物質」に属しており、本付属書に規定する条件に従ってその認可を更新する。 第2条 欧州委員会施行規則(EU) No 515/2011を廃止する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州連合(EU) |
| 情報源（報道） | 欧州連合(EU) |
| URL | https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32021R0507&from=EN |