食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05590070149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、Serratia plymuthica Z12A株由来の食品用酵素イソマルツロースシンターゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年4月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月9日、Serratia plymuthica Z12A株由来の食品用酵素イソマルツロースシンターゼの安全性評価に関する科学的意見書(2021年3月24日承認、PDF版11ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 食品用酵素イソマルツロースシンターゼ(スクロースグルコシルムターゼ)はSerratia plymuthica Z12A株において生産される。当該食品用酵素はイソマルツロースを生産するための生存不能細胞の固定化された調整品の形態のみで使用される。総有機固形物(TOS)の残留物はイソマルツロース製造中に適用される精製工程により除去されるため、摂食由来のばく露は計算されなかった。 遺伝毒性試験では安全性の懸念を示さなかった。全身毒性は、ラットにおける90日間の反復投与経口毒性試験により評価された。EFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が試験における最大用量の1011mg TOS/kg体重/日であると特定した。 既知のアレルゲンとのアミノ酸配列の類似性を検索したが、一致するものは見つからなかった。同パネルは、意図された使用条件下で、摂食由来ばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応が発生する可能性は低いと考えられると結論付けた。 同パネルは、固定化された食品酵素の使用及びイソマルツロース製造中のTOS除去、提供されたデータに基づいて、当該食品酵素が意図された使用条件下で安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6432 |