食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05580460298 |
タイトル | 国際がん研究機関(IARC)、欧州9か国におけるトランス脂肪酸の食事による摂取と乳がんリスクに関する研究について公表 |
資料日付 | 2021年3月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は3月31日、欧州9か国におけるトランス脂肪酸の食事による摂取と乳がんリスクに関する研究について公表した。 IARCとそのパートナー機関は、工業的に生産されたトランス脂肪酸(industrial trans fatty acids)の食事による摂取が乳がんのリスクの上昇に関連していることを見出した。本研究はトランス脂肪酸の食事による摂取と乳がんの関係を包括的に調査した最も大規模な研究であり、その結果はBMC Medicineに公表された。 EPIC(European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition)コホート研究に参加した300 ,000人以上の女性について、工業的に生産されたトランス脂肪酸と反すう動物由来のトランス脂肪酸(ruminant trans fatty acids)の食事による摂取と乳がんのリスクの関連を調査した。 本結果は、工業的に生産されたトランス脂肪酸、特にエライジン酸の食事による摂取量が多いと、乳がんのリスクが上昇するという仮説を支持するものであった。これらの関連の根拠となりうる生物学的経路を特定するためには、更なるメカニズムの研究が必要である。 当該論文は下記URLから入手可能。 https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-021-01952-3 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
URL | https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-021-01952-3 |