食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05580310508
タイトル スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)、バスク州ビスカヤ県における疫学的監視報告書2019-2020年を公表
資料日付 2021年3月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)は3月23日、バスク州ビスカヤ県における疫学的監視報告書2019-2020年を公表した。概要は以下のとおり。
1. 食中毒
・カンピロバクター感染症:2019年に968人(10万人あたり84.70人)、2020年に1
,022人(10万人あたり88.94人)報告された。2020年の患者の31%は5歳未満であった。
・リステリア感染症:2019年に10人(10万人あたり0.87人)が報告された。中央年齢は76歳、致死率は10%であった。
・ノロウイルス:2019年に322人の患者から分離され(10万人あたり28.23人)、そのうち55%は10歳未満であった。症例の半数以上(55%)は10~11月に発生した。2020年には138人が報告された(10万人あたり12.01人)。
・サルモネラ症:2019年に260人(10万人あたり22.75人)、2020年に179人(10万人あたり15.58人)報告され、近年減少が続いている。患者の32%が10歳未満で、最も多い菌株はS. Typhimurium(44%)、次いでS. Enteritidis(25%)であった。
2. 集団食中毒
 調査が行われた集団食中毒(又はヒト-ヒト感染)は、2019年に26件、感染者585人、2020年は10件、感染者100人であった。
3. 人獣共通感染症
 2019年に41人のQ熱症例が報告された(10万人あたり3.59人)。3人の家族間での集団感染が1件あった。また、10人がバスク州外でのアグリツーリズムへの参加に関連していた。
 当該報告書(スペイン語、48ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.euskadi.eus/contenidos/informacion/memorias_epidemiologica/es_def/adjuntos/2019/Bizkaia-2019-2020-Resumen-Vigilancia.pdf
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)
情報源(報道) スペインバスク州食品安全機関(ELIKA)
URL https://seguridadalimentaria.elika.eus/datos-sobre-enfermedades-de-transmision-alimentaria-en-bizkaia-2019-2020/