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資料管理ID syu05580290470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ウエストナイルウイルス感染症に関する2019年疫学報告書を公表
資料日付 2021年3月19日
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分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月19日、ウエストナイルウイルス(WNV)感染症に関する2019年疫学報告書(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 2019年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の11か国から443件のWNV感染が報告され、うち425件(96%)は国内での感染(locally-acquired)であった。
2. 国内感染症例の大部分はギリシャ及びイタリアから報告されており、それぞれ、EUの全症例の65%及び13%を占めた。
3. 2019年の国内感染症例のEU届出率は人口10万人対0.1症例であった(2018年は同0.3症例)。
4. 2019年中に、国内感染症例において52名の死亡が報告された(ギリシャ35名、ルーマニア9名、イタリア4名、ハンガリー2名、キプロス及びブルガリア各1名)。転帰が分かっている感染症例の致死率は12%であった。
5. 2019年に初めてスロバキア及びドイツで蚊由来WNV国内感染症例が報告され、欧州連合での同ウイルスの更なる拡大が示された。
6. 一般的に7月~10月がWNV感染のピークであり、これはEU/EEAでウイルスベクターとなる蚊が最も活発になり、また気温がベクター内のウイルス複製にとって十分高くなる期間と一致している。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/AER-WNV-infection-2019.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/west-nile-virus-infection-annual-epidemiological-report-2019