食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570530149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(リジン及びグルタミン酸のマンガンキレートからなる)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年3月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月8日、全動物種に使用する飼料添加物(リジン及びグルタミン酸のマンガンキレートからなる)の安全性に関する科学的意見書(2021年1月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、栄養上の飼料添加物として全動物種に使用するリジン及びグルタミン酸のマンガンキレート(Manganese-LG)に関するものである。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、2020年に公表された意見書の中で、肉用鶏に対する安全性については結論付けることができたが、その他の対象動物種に対する安全性については結論付けることはできなかった。申請者は、2件の許容試験(肉用鶏及び採卵鶏)からなる追加情報を提出した。本意見書はこれらの許容試験のデータに関するものである。
 採卵鶏における許容試験は、鶏舎の実態が欧州連合(EU)の条件に照らして適切でなかったことから評価において考慮されなかった。肉用鶏における許容試験の結果からは、Manganese-LGは最大用量(マンガン800 mg/飼料)で安全であることが示された。同パネルは、肉用鶏における以前の許容試験の結果も考慮した。全てのエビデンスを総合した結果、 Manganese-LGは、マンガン150 mg/kg飼料で肉用鶏に対して安全であると結論付けられた(安全マージン5.5)。本結論は、飼料中の総マンガン量に関してEUにおいて認可されている最大量を超えないことを条件に、全動物種及びカテゴリーに外挿可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6454