食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏に使用する飼料添加物Ronozyme(登録商標)ProACT(Bacillus licheniformis DSM 19670株により生産されるセリンプロテアーゼからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年3月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月5日、肉用鶏に使用する飼料添加物Ronozyme(登録商標)ProACT(Bacillus licheniformis DSM 19670株により生産されるセリンプロテアーゼからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年1月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Ronozyme ProACTは、本評価の対象である飼料添加物の登録商標である。同飼料添加物は、B. licheniformisの遺伝子組換え(GM)株により生産されるセリンプロテアーゼを含有する。
 Ronozyme ProActは、畜産添加物(Zootechnical additive)として肉用鶏に使用される。同製品は、コーティングされた耐熱性の顆粒状及び液体状で入手可能である (Ronozyme ProAct CT及びRonozyme ProAct L)。 最終製品の生産に使用される中間濃縮製品中からは、産生株及びその組換えDNAは検出されなかった。最終製品は、GMに関しては安全上の懸念とはならない。
 肉用鶏を使った許容試験で得られた結果及び亜慢性経口毒性試験に由来する結果に基づき、当該添加物は肉用鶏に対して安全であると結論付けられた。Ronozyme ProAct CT及びRonozyme ProAct Lを飼料添加物として使用することは、消費者及び環境への懸念を生じさせない。
 当該添加物は、15
,000PROT(※注)/kg配合飼料で肉用鶏に対して有効である可能性があると結論付けられた。
 (※注)プロテアーゼ単位。1プロテアーゼ単位は、pH 9.0 及び 37℃の時に、1mmol/Lの基質(スクシニル-Ala-Ala-Pro-Phe-p-ニトロアニリド)から、1分間に1μmolのp-ニトロアニリンを遊離させる酵素量。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6448