食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ホップ中のシフルフェナミドに関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2021年3月11日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月11日、ホップ中のシフルフェナミド(cyflufenamid)に関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2021年2月24日承認、25ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6492)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Nisso Chemical Europe社はギリシャの管理当局に対して、有効成分シフルフェナミド関するホップ中のインポートトレランスを設定するために申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データはホップに関する最大残留基準値(MRL)(6mg/kg)を導出するのに十分であった。しかしながら、原産国(米国)におけるMRL(5mg/kg)が残留物試験から導出されたMRL案よりも低いことを考慮して、適切なMRLの値を決定するのにリスク管理者の更なる検討が必要である。0.01mg/kgのバリデーションがとれた定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中のシフルフェナミドの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは報告された原産地における農業生産管理に従ったシフルフェナミドの使用の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。MRLのレビュー期間中にEFSAにより導出されたいくつかのMRL案には更なる補強データが必要であることを考慮して、この結論は目安として見なされるものとする。
EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名      現行MRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg
ホップ        0.05      リスク管理者の更なる検討を要する
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6492