食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05560210505 |
タイトル | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、農薬製剤の承認手続きの改善に関して公表 |
資料日付 | 2021年2月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は2月17日、農薬製剤の承認手続きの改善に関して公表した。 スイス連邦理事会は農薬製剤の承認手続きの最適化のための措置を採択した。この決定は、2022年1月1日からBLVに農薬の承認を任せることを規定している。また、評価手続きにおける連邦環境局(OFEV)の役割が、運営委員会の戦略的管理と共に強化される。連邦農業局(OFAG)は引き続き農業問題の責任を担う。また、これに伴い農薬製剤に関する条例(ordonnance)を改正する。 農薬製剤の承認は現在OFAGが担っている。製品のリスクの科学的評価はBLV、経済事務局(SECO)、農学研究所が担っている。OFEVは製品の生体毒性学的分類を担当し、新規活性物質の承認に関与している。 2019年末に外部の評価報告書によって、承認手続きの改善が可能であることが示された。戦略的管理の強化、透明性の向上、承認機関の独立性の強化を目的として、業務の組織、分担が検討された。 化学製品及び農薬製剤の運営委員会は承認業務の戦略を決定しているが、今後は戦略的管理の機能を更に引き受けることになる。この組織はOFEV、OFAG、BLV、SECO、公衆衛生局(OFSP)の長官で構成されている。 農薬製剤の承認は2022年1月以降、OFAGからBLVが担うことになる。リスク評価手続きは承認手続きから更に分離され、機関の独立性が強化される。またこの決定によって、農薬製剤の環境へのリスク評価の主な責任が課されるOFEVの任務が増加する。 OFAGは疫病及び害虫からの作物の持続的な保護に関する農業問題の検討を継続する。これらの措置が実施できるように農薬製剤に関する条例が改正される。 評価報告書で提案された最適化の他の措置は次回適用される予定である。そのために、2023年後期に連邦理事会に提出される農薬製剤に関する条例追加の改正を実施する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
情報源(報道) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
URL | https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/dokumentation/nsb-news-list.msg-id-82364.html |