食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05550300303 |
タイトル | 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、任意の鹿慢性消耗病(CWD)群認定プログラムの2020年会計年度の年次更新情報を公表 |
資料日付 | 2021年2月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は2月9日、任意の鹿慢性消耗病(CWD)群認定プログラム(HCP)の2020年会計年度の年次更新情報を公表した。概要は以下のとおり。 1. 任意の群認定プログラムの参加の概要 ・現在、28州が任意のCWD群認定プログラムに参加しており、登録群の数は2 ,145群、そのうち1 ,723群が当該プログラムの認定ステータスを保有していた。 ・登録されたシカ(deer)1 ,616群のうち、1 ,297群が認定された。 ・登録されたアメリカアカシカ(elk)371群のうち、328群が認定された。 ・登録された混合群147群のうち、98群が認定された。 2. 飼育シカ科動物におけるCWD検出の概要 ・2020年会計年度に新たに22群がCWD陽性群であると確認された。 ・これらの群のうち13群は米国HCPに参加していなかった。 ・2群がHCPに登録されていると見なされた。 ・7群がHCPで認定されていた。 ・群の半分は野生のシカ科動物でCWDが確認された場所から20マイル(約32km)以内にあり、半分はそうではなかった。 3. 州別のCWD群(訳注:各州のCWD陽性群の詳細は省略) (1)ペンシルベニア州:新たに8群がCWD陽性 (2)アイオワ州:新たに2群がCWD陽性 (3)ミネソタ州:新たに2群がCWD陽性 (4)コロラド州:新たに2群がCWD陽性 (5)ユタ州:新たに2群がCWD陽性 (6)ミシガン州:新たに1群がCWD陽性 (7)モンタナ州:新たに1群がCWD陽性 (8)テキサス州:新たに1群がCWD陽性 (9)カンザス州:新たに1群がCWD陽性 (10)オハイオ州:新たに8群がCWD陽性 4. 研究 ・遺伝的特徴とCWD感受性との関連を調査する全ゲノム研究が公表された。 ・遺伝的予測モデルのブラインド検証はほぼ完了している。 ・RT-QuIC(Real-time quaking-induced conversion)を用いた組織検体の検査のために、米国農務省農業研究局(ARS)、米国地質研究所(USGS)、ウィスコンシン大学、米国衛生研究所(NIH)と協力して、標準化プロトコルが開発された。 ・標準化プロトコルを利用したRT-QuICの感度及び仕様を決定するための研究が間もなく開始される。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
URL | https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/animalhealth/animal-disease-information/cervid/voluntary-cwd-hcp-annual-update-fy2020 |