食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05540500149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品サプリメント中の新食品成分としてのガラクトオリゴ糖の使用条件の変更の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2021年1月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月27日、規則(EU) 2015/2283に準拠する、食品サプリメント中の新食品成分としてのガラクトオリゴ糖の使用条件の変更の安全性に関する科学的意見書を公表した(2020年12月17日採択、PDF版9ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6384)。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養、新食品及び食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのガラクトオリゴ糖(galacto‐oligosaccharides、GOS)の使用条件の変更について意見を表明するよう求められた。 当該新食品は、主として、2残基から9残基のガラクトシル残基がβ-グリコシド結合により末端グルコースに結合するGOSにより構成されるが、ラクトースとGOSのモノマー(ガラクトース及びグルコース)も含有される。当該新食品は、55%超のGOS(w/w乾燥重量)を含有するシロップであり、2種のβ-ガラクトシダーゼにより酵素処理をすることで生産される。β-ガラクトシダーゼを用いた同一製造工程により製造されるGOSは認可済みであり、新食品の欧州連合リストに収載されている。本申請は、提案された食品サプリメントとしての使用量の増加に関する評価に限定される。 提案されている使用条件の変更は、食品サプリメントにおける最大量を、「0.333kg GOS/kg食品サプリメント(33.3%)」から「0.450kg GOS/kg食品サプリメント(45.0%)」に増加させる。現行の最大量である33.3%では、GOSの1日総摂取量は12gとなる(4g/回及び3回/日)。申請者は、当該新食品を含有する食品サプリメントを、追加となる他の成分を含有しない1回用或いは複数回用のボトルとして販売することを提案している。提案されている食品サプリメント1回分は12gであり、(ウェットベースでGOSが45%存在する場合)最大5.4gのGOSに相当する。1日当たりの摂取は3回以下であることが推奨される。したがって、提案されている最大使用量45%GOSでは、推奨される最大1日摂取量は16.2g GOSとなる。 新たな食品用途、及び、本案件以外の認可済み使用量の増加は提案されていない。提案された使用量及び推定摂取量に関し提供された情報は、安全上の懸念を提起しない。NDAパネルは、食品サプリメントに含有される新食品としてのガラクトオリゴ糖の最大量に関して提案された増量は、提案された使用条件の変更の下で安全であると結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6384 |