食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05540290104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染(感染源不明)に関する情報を公表
資料日付 2021年2月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は2月2日、複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染(感染源不明)に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDCは、当該集団感染で重症者及び入院者が増加していることを懸念している。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、米国食品医薬品庁(FDA)並びに米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)は、複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染症の原因食品を特定するために様々な種類のデータを収集している。
3. 2021年2月1日現在、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染株の感染者計16人が5州(アーカンソー州、オクラホマ州他)から報告されている。
4. 発症日は2020年12月23日から2021年1月7日までである。患者の年齢は10歳から95歳で、年齢中央値は31歳、88%が女性である。情報の得られた12人のうち9人が入院した。情報のある11人のうち、3人が腎不全の一種である溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した。ワシントン州から死亡者1人が報告されている。
5. 州及び地方の衛生当局は、患者が発症前1週間に何を喫食したかを明らかにするために聞き取り調査を行っている。
6. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは当該集団感染の患者が同一食品を喫食することにより発症した可能性が高いことを意味する。
7. またWGSによって、当該集団感染株が、ロメインレタスやレクリエーション水域を含む様々な過去の感染源に関連していることが示された。当該集団感染源を特定するには更なる情報が必要である。
 当該調査の詳細情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/ecoli/2021/o157h7-02-21/details.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2021/o157h7-02-21/index.html