食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05540160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分クロピラリドに関する様々な作物中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年1月22日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、有効成分クロピラリド(clopyralid)に関する様々な作物中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2020年12月16日承認、46ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6389)を公表した。概要は以下のとおり。 Corteva社は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、様々な作物中の有効成分クロピラリドに関する現行のMRLを改正するようフィンランドの管理当局に申請書を提出した。 申請書を裏付ける提出データは、小麦、えん麦及び動物製品に関するMRLを導出するのに十分であった。バリデーションが取れた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中のクロピラリドの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。動物製品に関する分析法は0.01mg/kgのLOQでバリデーションがとれているが、抽出効率の証明が欠落している。 EFSAはリスク評価の結果に基づき、転作作物及び(又は)後作物中のクロピラリドを防ぐためにリスク緩和措置が実施されるならば、報告された農業生産工程管理に従ったクロピラリドの使用から生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。 EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg 小麦 2 3 えん麦 2 3 植物由来の製品に関する現行の規制のための残留物の定義:クロピラリド 同製品に関する提案された残留物の定義:クロピラリド、その塩類及び抱合体の合計をクロピラリドとして表す |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6389 |