食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05530300495
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、ヘラジカで新たに非定型の鹿慢性消耗病(CWD)が検出されたと公表(2021年1月7日時点)
資料日付 2021年1月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は1月7日、ヘラジカで新たに非定型の鹿慢性消耗病(CWD)が検出されたと公表した(2021年1月7日時点)。概要は以下のとおり。
 非定型CWDが確認されたのは、Bamble(訳注:ノルウェー南部、Vestfold og Telemark県の自治体)のヘラジカ(1頭)である。ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)によれば、当該ヘラジカは同地においてクリスマスシーズン中に殺処分されており、検査結果は非定型CWDであった。
 非定型CWDは、伝染性ではないと考えられるCWDである。毎年複数例が検出されると予見されることから、今回の検出は驚きではない。
 2016年以降、NFSAのCWDモニタリングプログラムにおいてCWD検査が行われたシカ科動物の数は122
,000頭を超える。
 CWDはシカ科動物にとっては致命的であるが、動物又は肉を介してヒトが感染した例はない。
 非定型CWDは生体間では伝播しないと考えられている。この点はノルウェーの野生のトナカイ及び北米のシカで検出されたCWDとは異なる。
 ノルウェーでは現時点で、ヘラジカ7頭及びシカ1頭で非定型CWDが確認されている。
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
情報源(報道) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
URL https://www.hjortevilt.no/funn-av-atypisk-skrantesjuke-hos-elg-i-bamble/