食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05520670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium glutamicum KCTC 12307BP株を用いた発酵により生産されるL-リジン一塩酸塩及びL-リジン濃縮液(塩基性)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年12月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium glutamicum KCTC 12307BP株を用いた発酵により生産されるL-リジン一塩酸塩及びL-リジン濃縮液(塩基性)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年11月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、C. glutamicumの遺伝子組換え(GM)株であるKCTC 12307BP株を用いた発酵により生産されるL-リジン濃縮液(塩基性、50%以上)及びL-リジン一塩酸塩(99%以上)の安全性及び有効性に関するものである。
 最終製品からは、産生株もその組換えDNAも検出されなかった。これらの添加物は、産生株のGMに関しては安全上の懸念とはならない。また、対象動物種、消費者、使用者及び環境に対してリスクとはならない。
 L-リジン一塩酸塩及びL-リジン濃縮液(塩基性)は、非反すう動物種にとって、必須アミノ酸であるL-リジンの有効な供給源であると判断される。反すう動物に使用する飼料に添加されたL-リジンが非反すう動物の場合と同様に有効であるためには、第一胃での分解から保護される必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6333