食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05520600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するEnsifer adhaerens CNCM-I 5541株により生産されるビタミンB12(シアノコバラミン形態)の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月14日、全動物種に使用するEnsifer adhaerens CNCM-I 5541株により生産されるビタミンB12(シアノコバラミン形態)の安全性に関する科学的意見書(2020年11月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本評価の対象であるビタミンB12は、E. adhaerensの遺伝子組換え(GM)株を用いた発酵により生産され、栄養添加物として全動物種に使用することを意図している。2018年、当該製品の安全性及び有効性に関する意見書が公表された。その中で、対象動物種、消費者及び環境に対する安全性については、産生株の安全性及び最終製品に関して不確実性があることから結論付けることができなかった。
 申請者からは、産生株の同一性(identity)、抗菌性物質に対する感受性及び毒素産生の可能性並びに最終製品中に産生株の細胞及び組換えDNAが含まれないことに関して追加データが提出された。
 産生株は発酵中に有毒な化合物を産生することは予見されないが、薬剤耐性遺伝子を有する。しかし、当該添加物を高度に濃縮した形態において、産生株の生細胞もその組換えDNAも検出されなかった。この新たな情報を考慮すれば、E. adhaerens CNCM I-5541株(以前の意見書ではSCM 2034 株として特定された)により生産されるビタミンB12は、全動物種、消費者及び環境に対して安全である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6335