食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05520500105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、意図的ゲノム改変を有する動物に関する消費者向けQ&Aを更新 |
資料日付 | 2020年12月14日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は12月14日、意図的ゲノム改変を有する動物に関する消費者向けQ&Aを更新した。概要は以下のとおり。 Q1:動物での意図的ゲノム改変 (intentional genomic alterations , IGAs)とは何か? A1:動物でのIGAは、ヌクレオチドの挿入、置換、欠失等のランダムな又は標的を定めたDNA配列の改変、又は動物のゲノムに特定の変化をもたらすその他の技術を含む、現代の分子技術を用いて行われた改変である。現代の分子技術の種類に対して一般的に使用される用語のいくつかは「遺伝子工学(genetic engineering)」及び「ゲノム編集(genome editing)」であるが、いずれはIGAを作成できる他の技術が開発される可能性がある。 Q2:動物でのIGAはどのように使用されているか? A2:多くの将来的な用途のために、動物でのIGAが開発中である。 バイオ医薬品(Biopharm)/研究/異種移植/伴侶動物(ペット等)の治療法/食品、生物医学的用途、又は伴侶動物として使用する動物の耐病性/食品:より健康的な食肉を生産する(例えば、より健康的な脂肪組成をを有する)、又はより効率的に成長する動物。 Q3:動物でのIGAはどのように規制されているか? Q4:クローン動物とIGA動物の違いは何か? Q5:動物でのIGAが、食品に使用される場合、又は人々のために医薬品を製造することを目的としている場合、同じように規制されるか? Q6:FDAは、動物の健康に対するIGAの影響を検討するか? Q7:食料供給の中にIGAを含む動物由来の食品はあるか? A7:2015年11月19日、FDAは、遺伝子組換え(genetically engineered、GE)タイセイヨウサケであるAquAdvantage Salmonに関連する申請を承認した。AquaBounty社は現在、インディアナ州の安全な陸上養殖施設でAquAdvantage Salmonを飼養しているが、これらのサケを用いた食品はまだ市場に出ていない。更に、2020年12月14日、FDAは、GalSafe豚と呼ばれる家畜豚の系統におけるIGAの申請を承認した。GalSafe豚の肉及び組織は、ヒトの食品での使用が承認されている。 Q8:IGAを有する動物の食品はどのように表示されるか? Q9:環境への影響は? Q10:現在市場に出ている動物でのIGAはあるか? A10:ゼブラフィッシュ(観賞魚)/ラット及びマウス(研究用) FDAが承認した5件の申請:GEヤギ(2009年承認、ヒト用生物製剤産生)/GEタイセイヨウサケ(2015年承認)/GE鶏(2015年承認、ヒト用生物製剤産生)/GEウサギ(2019年承認、ヒト用生物製剤産生)/GE豚(2020年承認、食品用及び生物医学的用途の可能性) Q11:IGAを動物に導入すると、IGAを有しない他の動物と見た目が変わるか? Q12:IGAを有する動物の子孫にも、同じIGAが含まれているか? Q13:動物でのIGAの承認のための評価プロセスにはどのようなものがあるか? Q14:FDAは、動物での新奇IGA、それらに関する決定、及びそれらの決定の背後にある科学について、どのように国民に通知するか? |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/animal-veterinary/animals-intentional-genomic-alterations/consumer-qa |