食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05520440164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダの2019年における食品由来病原体による疾病負荷について公表 |
資料日付 | 2020年12月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は12月16日、オランダの2019年における食品由来病原体による疾病負荷について公表した。概要は以下のとおり。 RIVMは毎年、胃腸に感染する14種の病原体によってどの程度の人が罹患及び死亡するのかを調査している。これは疾病負荷と呼ばれ、疾患によって失う又は通常より早期に死亡した人が失った健康的な生活年数についての国際的な指標であるDALYs(障害調整生存年)で表される。 14種の病原体は、食品(これらの病原体感染の約40%を占める)だけでなく環境(例えば表層水を介して)、動物及び他人を介して体内に侵入することがある。感染経路の割合は病原体によって異なる。これら14種の病原体の2019年のDALYsの合計は、2018年及び2017年(11 ,000DALYs)と同程度であった。2019年の食品を介した感染症のDALYsは4 ,200と推定され、2018年(4 ,300)よりわずかに減少した。 これらの感染症の疾病負荷による総費用は4億2 ,300万ユーロと推定され、2018年(4億2 ,600万ユーロ)よりも低い。この費用には、直接的な医療費、交通費を含む患者及びその家族のための費用、欠勤による費用などの他の費用が含まれる。 食品が原因の感染症の疾病負荷による費用はわずかに上昇した。2018年は1億7 ,100万ユーロであったのに対して、2019年は1億7 ,400万ユーロであった。DALYs及び費用の差は、一部の病原体による感染症数が変化したことが主な原因である。これらの病原体は主に、ノロウイルス、ロタウイルス、クリプトスポリジウム及びカンピロバクター属菌である。 RIVMは保健福祉スポーツ省(VMS)の委託を受けてこの調査を実施した。この結果はオランダ人の食品由来感染症の疾病負荷とばく露経路をより深く理解するための助けとなる。当該報告はまた長期的な変化についても明らかにしている。 当該報告書(52ページ、英語)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2020-0117.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/disease-burden-of-food-related-pathogens-in-netherlands-2019 |