食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、フルロキシピルに関するチャイブ等における現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年10月22日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月22日、フルロキシピル(fluroxypyr)に関するチャイブ等における現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2020年9月16日承認、27ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6273)を公表した。概要は以下のとおり。
 Landesanstalt fuer Landwirtschaft und Gartenbau(LLG)は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、管理当局のドイツに対して、チャイブ、セロリの葉、タイム、バジル及び可食の花における有効成分フルロキシピルの現行のMRLの改正を求める申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、検討対象作物に関するMRL案を導出するのに十分であったが、タイムは例外で、暫定MRLが導出されリスク管理機関の更なる検討を要するとされた。0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で検討対象の作物中のフルロキシピルの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産工程管理に従ったフルロキシピルの使用の結果生じるフルロキシピルの残留物の摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名        現行MRL mg/kg   MRL改正案 mg/kg
チャイブ         0.02          0.5
セロリの葉        0.02          0.3
パセリ          0.02          0.3 
タイム          0.05          2
                   リスク管理機関の更なる検討を要する 
バジル、可食の花     0.02          0.3
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6273