食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05470530307 |
タイトル | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)、食品の栄養価の情報に関するNutri-Scoreシステムのスペインにおける適用に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2020年10月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN)は10月5日、食品の栄養価の情報に関するNutri-Scoreシステムのスペインにおける適用に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 1. 非感染性疾患は欧州における罹病及び死亡の主な原因であり、塩や脂質、糖類又は繊維等の栄養素の不均衡な摂取は、これらの疾病に関連する予防可能なリスク要因である。健康的な食事を促進するための公衆衛生政策のツールの1つである栄養表示は、欧州連合(EU)では消費者への食品情報の提供に関する規則1169/2011に定められている。当該規則により、消費者が必須の栄養情報をより簡易に使用及び理解できるようにするために、補完的かつ自発的な方法において、製品前面の栄養表示のシステムを利用する可能性、より健康的な選択を行う可能性、製造業者がより良い栄養組成を有する製品を製造することを促進する可能性が生まれる。 製品前面の栄養表示のスキームにおいては、EU規則で定められた義務的栄養表示に付加して、食品及び飲料の栄養価を文字と色による単純な方法で消費者に知らせる、フランスで開発された絵表示であるNutri-Scoreが際立っている。 2. 本報告書は、スコアの算出にオリーブオイルの含有量を含めたNutri-Scoreの適用の適合性についてのAESAN科学委員会の意見の要請に対するものである。提起された質問に応えて、世界保健機関(WHO)の欧州域で使用されている製品前面の栄養表示モデルについて検討が行われ、特に、英国で適用されているモデル及びフランスのNutri-Scoreに重点が置かれた。オリーブオイルへの対応を含めて、使用された評価尺度及び変更点を説明している。 3. AESAN科学委員会は、オリーブオイルを含めたNutri-Scoreの適用案は、オレイン酸含有量に基づく栄養上の利点を提示する製品を考慮することを促進し、製品前面のラベル表示システムを改善すると考える。スペインの食事でみられる食品及び飲料の栄養評価のため、引き続きNutri-Scoreに組み込む他の要素を特定する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペイン食品安全栄養庁(AESAN) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.aecosan.msssi.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/seguridad_alimentaria/evaluacion_riesgos/informes_comite/NUTRI-SCORE.pdf |