食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05470070108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、新技術に由来する特定の植物導入保護剤の免除を行う農薬規則を提案 |
資料日付 | 2020年10月9日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は10月9日、新技術に由来する特定の植物導入保護剤(PIP: Plant-Incorporated Protectant)の免除を行う農薬規則を提案した。概要は以下のとおり。 EPAは、バイオテクノロジーを使用して植物中に作製された特定のPIPについて、それらの農薬物質が、導入される作物と受精の可能(sexually compatible)である植物中に存在し、安全性を確保しつつ、提案された免除基準を満たす限り、連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)及び連邦食品医薬品化粧品法(FFDCA)に基づく免除を認めるとする規則を提案している。PIPの現在の免除は、従来の育種によって移行させたPIPに限定されている。 EPAが提案した規則は、バイオテクノロジーによって作製された特定のPIPが、EPAの安全要件を満たすPIPよりも大きなリスクをもたらさない場合、また従来の育種でも作成可能である場合、既存の規制の下でも免除されることを許可する。当該規則案には、バイオテクノロジーによって作製され他花受精の可能な植物に基づくPIPの開発者が、申請するPIPが免除の基準を満たしているかどうかを、自ら決定する文書を提出する、あるいはEPAによる確認の要求を提出する手続きも含まれている。PIPを市場に投入する際の柔軟性を高めるために、開発者は両方を提出することも可能である。 EPAは、これらのPIPを免除することで生じる可能性のあるいくつかの便益に期待している。 これらには、規制上の負担軽減によるコストの削減、特にマイナー作物における農業者のための病虫害等の管理オプションの研究、開発及び商業化の増加、並びに環境上の利益をもたらす可能性のある、従来型の農薬の使用削減が含まる。 コメントは2020年12月8日まで受け付ける。 当該官報のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。 https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2020-10-09/pdf/2020-19669.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.federalregister.gov/documents/2020/10/09/2020-19669/pesticides-exemptions-of-certain-plant-incorporated-protectants-pips-derived-from-newer-technologies |